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胸の苦しさ 2026/03/12

  • 3月16日
  • 読了時間: 2分

呼吸が苦しくて、胸のあたりがずっと重い。寝ているときも背中が押されるような感じがして、息を吸うのさえつらい。そんな状態が続いていたM様は、仕事の忙しさもあって、朝も昼も食べられず、夕方にやっと少し口にしたものの、吐き気まで出てきてしまったそうです。


「腰の痛みは我慢できるけれど、この胸の苦しさは本当につらくて」とおっしゃっていました。立ち仕事が長く続いたうえに、緊張する場面も重なって、体がガチッと固まってしまったような感覚があったとのこと。胃もムカムカして、食欲も湧かない。自律神経がよくない状態だと、ご本人も感じていらっしゃいました。


お体を拝見すると、肋骨がかなり上がっていて、骨盤との位置関係が崩れていました。反り腰の影響で胸椎が後ろに下がり、肋骨が引き上げられた状態になっていたんです。そうなると、肺が膨らむときに肋骨が動きづらくなって、呼吸がしにくくなってしまいます。酸素を十分に取り込めず、体全体が酸欠のような状態になっていたのかもしれません。


さらに、関節が詰まっていて、骨と骨の間がほとんど動いていませんでした。これでは血液やリンパの流れも滞ってしまいます。交感神経が働きすぎて、体が休まらない状態が続いていたのだと思います。


施術では、まず骨盤をしっかり起こして、肋骨を正しい位置に戻していきました。詰まっていた関節を一つひとつ丁寧に整えていくと、M様から「あ、楽になった」という声が。呼吸も深く吸えるようになり、胸の圧迫感もスッと抜けていったそうです。


骨盤と肋骨の位置が整うことで、肋骨が膨らみやすくなり、呼吸がしやすくなります。体の軸が整うと、自律神経のバランスも落ち着いてきます。施術後には「胃のムカムカも少し楽になった気がする」とおっしゃっていました。


体の歪みは、呼吸や自律神経にまで影響を及ぼします。日常の姿勢や疲れの積み重ねが、知らず知らずのうちに体を追い詰めてしまうこともあるのです。


 
 
 

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