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腰椎のすべり症による坐骨神経痛 2026/03/07

  • 3月16日
  • 読了時間: 2分

66歳のM様が初めていらっしゃったとき、杖をつきながら「階段が怖くて、もう外出するのも億劫になってきた」と小さな声でおっしゃいました。腰椎のすべり症による坐骨神経痛で、整形外科では足底板を処方されたそうです。


でも、その足底板をつけると別の部分が痛くなってしまう。つけないと歩行が不安定。M様は「医師の言う通りにしているのに、一向に良くならない」と、深いため息をつかれました。


実は、足底板は「対症療法」に過ぎません。痛みの「根っこ」は、骨盤の歪みにあったのです。骨盤が前傾して開くと、大腿骨が内旋し、膝や足首にまでねじれが生じます。その結果、坐骨神経が圧迫され、筋肉はどんどん落ちていく。悪循環の始まりでした。


M様には、骨盤矯正と専用ベルトで「骨盤を正しい位置に整える」ことから始めました。すると、体は自然と本来の位置へ戻ろうとします。無理やり矯正するのではなく、体本来の機能を取り戻すアプローチです。


さらに、ご自宅でできるストレッチもお伝えしました。「この角度で伸ばすと、坐骨神経の通り道がゆるむんですよ」と実演すると、M様は目を輝かせて「家でもやってみます」と。


施術を重ねるうちに、M様の表情が明るくなっていきました。「杖なしで歩けるようになってきた」「久しぶりにプールに通い始めた」「少し働いてみようかな」――そんな前向きな言葉が、飛び出すようになりました。


M様が求めていたのは、単なる「痛みの除去」ではなく「自分の足で歩いて、活動的に生きる人生」でした。私たちは、そんな人生を取り戻すお手伝いをしています。

 
 
 

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